免疫力アップががんの抑制につながる

「がん」とは

がん(悪性腫瘍、悪性新生物)という病気は、身体の中で絶えず行われている細胞の「増殖と死滅」のサイクルにおいて、時として異常な細胞が発生しそれが増殖して身体に悪影響を及ぼすものです。

 

がん細胞は、多くのエネルギーを消費するため、がん細胞が増殖している人は身体が衰弱し、臓器にがん細胞が発生するとその臓器は機能不全となる命に係わる場合があります。また放置するとがん細胞は全身に転移してしまいます。

 

日本人の死因第一位「がん」

がんは1981年以降、日本人の死因の第一位です。しかし発生した悪い細胞が全てがん細胞になるわけではありません。身体の免疫機能がうまく働いている場合は、そういった悪い細胞ががんになる前に消滅させてしまいます。異常な細胞が発生することは防ぎようがありませんが、免疫力を高めることによって、がん細胞が増殖するのを防ぐことはできるのです。

 

がんを予防する「免疫力」

免疫とは身体の防御機能のことで、免疫細胞がウイルスや細菌など異物が外界から身体に入り込んだ異物や、体内で危険な細胞が発生したときに攻撃する役割を持っています。免疫力は20歳前後が最も高く、以降は何もしないでいると加齢と共に弱まってきます。高齢になると病気にかかりやすくなったり、治りにくくなるのはこのためです。

 

生活習慣と免疫力が重要です

ですから「ガンにならない生活習慣」と「免疫力を高める方法」には共通点が多くあります。暴飲暴食、喫煙、動物性蛋白質(肉)、塩分を控え、十分な睡眠と適度な運動が推奨されています。またどちらにも「過度のストレス」はよくありません。

 

「がんになりやすい家系がある」とよく言われますが、医学上はっきりと遺伝性が認められているものは、がんの中の一部です。家族では「生活習慣が似通ってくる」ことから「がんになりやすい食事を作る親の子はがんになりやすい食事を作る親になってしまう」という「生活習慣の遺伝」が問題視されており、こちらは知識と努力で防ぐことができるので、ぜひともただしい生活習慣を心掛けたいものです。