身体を守る免疫細胞

身体を守る免疫システム

免疫とは、異質なものが体内に侵入した時に、それを排除しようとする働きやその状態のことを指します。病気の原因となる細菌やウィルスが体内に侵入しても、身体を守るシステムがうまく働き病気の症状が出ない人は「免疫力が高い」と言われ、一度侵入した異物を覚えて2度目以降の侵入に対する準備ができることを「免疫がつく」などと言います。

 

免疫細胞「白血球」

体内に侵入した細菌やウィルスなどと戦うのは免疫細胞です。免疫細胞は血液の中にある白血球のことで、身体の隅々に存在しています。

 

免疫細胞には異物を発見するもの、それを知らせるもの、その異物を攻撃するもの、などの種類があります。免疫細胞は一度接した病原菌の情報を記憶し、抗体をつくる性質があります。これにより二度目以降の侵入の際には、体調が崩れる度合いが軽くなったり、全く症状がでなくなったりします。

 

ワクチンの抗体

この働きを利用したものが予防接種のワクチンです。伝染病、感染症などの予防のため、抗原(毒性を十分に弱めたウイルス)を体内に入れ、免疫反応を誘発します。ワクチンは注射や経口で摂取します。

 

最初は母体から受け継ぐ

免疫力は生まれてすぐは母体から受け継ぎます。この力は生後6か月ごろまで保たれます。ですから生後すぐの赤ちゃんより、母親からもらった免疫力が弱まる6か月以降の赤ちゃんのほうが風邪などの病気にかかりやすくなっています。その後、さまざまなものに触れたり、口にしたりしていくことで体内の免疫力を育てていきます。

 

免疫力を高める方法はテレビや書籍など多くのメディアで取り上げられています。いろいろ試して自分に合うものを取り入れていくと良いでしょう。身体を守る免疫細胞ですが、花粉症などのアレルギー反応は免疫細胞の過剰反応とも言われています。