体によい天然の物質が含まれている

健康に良い影響を与えるフィトケミカル

ブロッコリーには、「フィトケミカル(phytochemical)」と呼ばれる化学物質の一種が、含まれています。化学物質といっても、フィトケミカルは植物から生まれた天然の物質なので、決して身体に悪いものではありません。

 

フィトケミカルは人間の体に必ずしも必要な化学物質というわけでもありませんが、人間の健康にとっていい効果をもたらすものもあります。

 

植物の中でも、果物、野菜、豆類などに、よく含まれ、誰もが知る有名な栄養素である炭水化物、たんぱく質、ビタミン類、ミネラル類、食物繊維などとは別に、新しく注目を集めている珍しい成分です。

 

ブロッコリーに含まれるスルフォラファン

ブロッコリーに含まれているのは、「スルフォラファン(sulforaphane)」というフィトケミカルです。ブロッコリーに含まれる量は微量なので、貴重なフィトケミカルといます。もともとガン予防を研究しているアメリカの大学研究者によって、ガン予防効果とともに、発見されました。

 

スルフォラファンには、体内の毒素を解毒する効果や、抗酸化酵素の生成を促す効果などがあります。さらに抵酸化作用を高める効果があるなど、ガンを始めとするあらゆる病気を予防する効果があります。

 

スルフォラファンでピロリ菌の除去

スルフォラファンには、胃潰瘍・胃炎・胃がんなどの原因にもなる、「ピロリ菌」という危険な菌を殺菌する効果があります。ピロリ菌は成人の半分以上が保有しているといわれます。しかし、抗生物質では、ピロリ菌だけを殺すのは難しいのです。スルフォラファンなら、抗生物質を使って他の菌を殺すこともありません。